2012年9月28日金曜日

2012.09.27 ほぼ日刊イトイ新聞編 『ほぼ日手帳公式ガイドブック2013 ほぼ日手帳と,その世界』


書名 ほぼ日手帳公式ガイドブック2013 ほぼ日手帳と,その世界
編著者 ほぼ日刊イトイ新聞
発行所 マガジンハウス
発行年月日 2012.08.27
価格(税別) 1,500円

● ずっと「能率手帳」を使っている。おじさん手帳の代名詞なんですかねぇ。よく考えて作りこまれている手帳だと思うんですけどね。伝統はダテじゃありませんよ。
 ここ数年は「能率手帳」のシステム手帳版である「Bindex」のバイブルサイズを使用中。そのときの気分でA5サイズにしたり,綴じ手帳の「能率手帳」にしたりしてきたんだけど。

● なぜ同じものを使い続けているかといえば,大きな不満がないからですね。その程度の理由で頑固に同じものを使うってのは,男性にはわりとあるんじゃないですかねぇ。
 男って基本的に保守的だし,一度決めてしまえば,以後悩まなくてすむからね。ま,悩むのも楽しいんだけどさ。

● 要するに,「ほぼ日手帳」を使ったことはないんですね。ないんだけれども,『ほぼ日手帳公式ガイドブック』は毎年購入して読んでいる。
 なぜって,楽しいからね。メインの記事は,ユーザーが「ほぼ日手帳」をどんなふうに使っているかの紹介。芸能人やスポーツ選手などの有名人から,ビジネスマンや主婦,学生といった無名の人たちまで,いろんな人が登場する。
 カラー写真でその人たちの手帳の中身を載せている。人の手帳を覗くって,覗き趣味の最たるものだと思う。その覗き趣味を満たすことができるんですねぇ。

● それぞれ,思い思いに使っているのが,見てて気持ちいい。あるべき使い方ってのを想定して,その型に自分をはめようとするのは阿呆の極み。あるべき使い方と自分の使い方の落差をアレコレ気にやむなんて,してはいけないことだよね。
 自由な使い方を受けとめられるのが「ほぼ日手帳」の懐の深さだっていう言われ方をすることもありますな(でもね,「能率手帳」や「Bindex」だって,それぞれなりの使い方はできると思うぞ)。

● それとね,「ほぼ日刊イトイ新聞」にはお世話になっている。
 以前はブラウザを起動すると最初に「ほぼ日」のトップページが表示されるようにしていた。「ほぼ日」のすべてのコンテンツを読むことを自分に課していた。上質な世間がここにあるっていう印象なんですね。
 今の「ほぼ日」はあまりに膨大になったので,それはとてもできないんだけど。
 でも,糸井さんの「今日のダーリン」は必ず読む。ということは,1日に1回は「ほぼ日」に行ってるってこと。

 ちなみに,一番面白かったのは「新宿二丁目のほがらかな人々」。最近はあまり更新がないんだけど,これ,都市文化論として読んでも秀逸だし,現代世相論としても出色のもの。偉そうな言い方で申しわけないけれど。

● でね,それだけ世話になっているのに「ほぼ日手帳」を使っていない,と。「ほぼ日」に参加していない,と。せめて,『公式ガイドブック』くらいは買って,砂浜の一粒の砂ほどの貢献はしなきゃなってのも,ほんのちょっとだけあるかな。

● 「ほぼ日手帳」は2002年に誕生したんだけど,その誕生の様子が「ほぼ日」のコンテンツにもなってた。実況中継のようなものね。「2002年版ほぼ日手帳成功物語」というのがそれ。
 その連載を楽しみに読んでいた。このときは,「ほぼ日手帳」を買う方に傾いていたような気がする。
 が,その連載に,次のような話が載った。
 今回「ほぼ日手帳」を発売して以来,最も多くいただいている質問は,「ほぼ日手帳,来年,再来年も作ってくれるの?」です。
 はっ! わたくし不覚にもそこまで先のことは考えていなかったわ。でも,そうだわ,来年(2003年度版)も,さらにその次の年も,もちろん作りたいよー!! ていうか,もちろん作りますよね,darling。
 俺も,そう思ってるし,つくると思うよ。ただ,来年も再来年もつくるからお得だという宣伝は,やめておいたほうがいいよ。その考えだと永遠に作ることになっちゃうもん。なんか事情があったら,やめる可能性だってある,と,考えていたほうがいいと思うんだよね。もっといいことを考えたときに,それをじゃましないような“ほぼ”な感じを持ってないと,単なる手帳作りのビジネスになっちゃうからさ。でも,来年分くらいは約束してもいいと思うけどね。
 さすがは「ほぼ日」の良心の発露なんだよね。なんだけど,ぼくは,そうか,来年は出るとしても,そこから先はわからないのか,と思ってしまったんですね。
 それじゃ買えないな,と。再来年以降は出さないよなんてぜんぜん言ってなかったんだけどね。
 あの記事がぼくの運命を決めたかなぁ。

● 2つほど引用。
 毎年「少しでも,よくしていこう」と思っています。大げさな言いかた方だけど,変わってないものって死んでいくんですよ。(糸井重里 p8)

 日本の雑誌を見ると「これが英語で書かれていたら世界でどれだけたくさん売れるだろう」と思います。世界制覇できそうなほど完成されていますよね。(ソニア・パーク p10)

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