読書で人生が変わるなどということは,まずもってないものでしょう。読書が人を賢くすることも,たぶん,ないと思います。 読書は安価でお手軽な娯楽であり,時間消費の手段です。それでいいというより,娯楽でない読書は可能な限り避けたいものです。 娯楽としての読書があれば,老後もなんとかしのげるのではないでしょうか。というか,しのげると思いたいわけですが。
2013年2月13日水曜日
2013.02.13 喜多麗子 『フジ子・ヘミング 真実の軌跡』
書名 フジ子・ヘミング 真実の軌跡
著者 喜多麗子
発行所 角川書店
発行年月日 2004.04.06
価格(税別) 1,500円
● 「ドラマでは描かれなかった物語」との副題がある。このドラマは,2003年10月17日にフジテレビ系で放送された「フジ子・ヘミングの軌跡」のことで,著者はこのドラマのプロデューサーを務めた人らしい。
● 著者がフジ子・ヘミングになっているものでも,別にライターがいて,そのライターが本人に取材して描いたものが多いんじゃないかと思う。本書はそれらの本に登場しないシーンも出てくるので,いくつか彼女に関する知識が増えたというのが,収穫といえば収穫。
けれども,彼女について知ろうとすれば,『運命の力』(TBSブリタニカ)1冊を読めば,だいたい足りるかなと思いますね。
● 3月1日に宇都宮で彼女のリサイタルがあるので,聴きにいくことにしている。チケットは1万円。
それなりに痛い出費ではあるけれども,彼女のCDは繰り返し聴いているし,今ここで生を聴いておかないと,後悔するだろうと思って。
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