2016年9月28日水曜日

2016.09.28 坂下 仁 『1冊の「ふせんノート」で人生は,はかどる』

書名 1冊の「ふせんノート」で人生は,はかどる
著者 坂下 仁
発行所 フォレスト出版
発行年月日 2016.05.20
価格(税別) 1,300円

● タイトルの「ふせんノート」とはどういうものか。
 メモを書く場合は必ず「ふせん」に一本化すること。それが鉄則です。ふせんにメモを書いて,後はノートや日記やデスクダイアリーに貼り付ける。この仕組みさえ維持していただければ,後は自由自在です。(p113)
 メモは付箋に書く。したがって,付箋とペンだけを持ち歩けばいい。メモした付箋はA4ノートを台紙にして貼っていく。

● その「ふせんノート」のメリットは何か?
 見開きページに記載された関連したメモを結ぶことで,補足したり,参照したりしながら有機的に内容を深化させたり膨らませたりすることが可能になります。A3判の広い紙面に多くの情報メモが並んでいるからこそ,可能になる技です。(中略)あたかも過去の自分と今の自分との間でブレインストーミングをするような感覚です。ブレストする相手は,今朝の自分や昨日の自分です。同じレベルの相手と行うブレストほど効率のよいブレストはありません。(p178)
 小さな手帳では,何ページもパラパラをめくらなければならないのですが,A4ノートではめくる作業が少ないので,数分の一のアクションで見つけられる。論より証拠,実際に体験してみてください。パラパラとめくらずともひと目で探せるというのは,もの凄いアドバンテージです。(p186)
● 「ふせんノート」のメリットはもちろん,ほかにもある。携帯性と迅速性を満たすから,即メモができる。
 付箋に書いてノートに貼るだけという単純なシステムで,かつすべてのメモを付箋に集中するから,ワンポケット原則を満たすし,お約束事に煩わされることもない。
 手帳の世界には,「お約束事」としてのルールが,あまりにも多すぎる。(中略)そんなルールは,あなたの発想を妨げる「思考のブレーキ」にしかなりません。(p44)
 自己啓発の大半は苦行です。人間は苦しいことを逃れて快楽や幸せを感じる方に向かいたいので,「苦行」がもれなくついてくる手帳術はハードルが高くて長続きしないのです。(p46)
 「即メモ」できるようにするために,「携帯性」と同じくらい大切なことがあります。それは「迅速性」,つまりゼロアクションでメモできるということ。(中略)つまり,探すまでもなく常に手許にあって,ページを開かずに即メモできなければ,「使えない」のです。(p152)
 この分類こそが単純なことを複雑化して分かりにくくする諸悪の根源です。なぜなら,メモする内容には色々な要素や側面があって,分類作業そのものが厄介だから。(p163)
 「ワンポケット」は,手帳やノートに限らず,書類やデータなどの情報にとって,「探しもの」を楽にするための必要最低限の考え方です。これが崩れると「探しもの」に費やす時間が激増します。さらに(中略)ハイラム・W・スミス(フランクリン・コヴィー社の元副会長)がこんなことを言っています。「中断から回復するのに必要な時間は,その中断の時間よりも長い」 (中略)従って,複数の手帳やノートを使い分ける「器用なメモ術」は,かなり優秀は人でないと使いこなせない,ということが分かります。(p167)
● 他にも,いくつか転載。
 バカと天才は紙一重といいますが,世の中のすべてが紙1枚の差で決まっていたのです。 例えば,貧乏とお金持ちの違いは元をたどると紙一重ですし,幸福と不幸もきっかけは紙一重,生きるか死ぬかも紙一重の差,つまり天国と地獄とは紙一重の違いでしかありません。(p12)
 文字を持たない民族とメモが苦手な個人は滅んでいく? (中略)たかが文字の有無になぜ,文明の盛衰や民族の存亡が懸かるほどの威力があるのか? それは,人間の脳力つまり「脳の力」に限界があるからです。(p24)
 パソコンやスマホが得意なことは実は3つしかありません。「計算」「検索」「通信」です。つまり,それ以外の機能については,あまり期待できない,ということ。(p67)
 脳裏に浮かんだことの中には宝の山が隠されているので,そのまま書いてどんどん見える化しましょう。(p114)
● 久しぶりに,マネしてみようかと思えるノート術,メモ術を教えたもらった感じ。
 ただ,この方法は以前にもどなたかが提唱していたね。ポストイットが普及して注目を集めた時期に,いろんな人がポストイット礼賛の記事を書いたり本を出したりした。付箋に書いてノートに貼るというやり方を本にした人もいたよね。

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